株主優待制度は変わることも
株主優待制度は変更される事もあり、新たにポイントを獲得できる企業が増えました。KDDIとマツキヨココカラ&カンパニーが株主優待でポイント付与を開始します。
KDDIは2025年度より、グループ関連企業のサービスから1つ選べるようになります。Pontaポイントは1年以上5年未満で2000ポイント、5年以上で3000ポイントと長期保有の場合に優遇があります。
マツキヨココカラ&カンパニーは2024年3月末の株主名簿に記載された株主からマツキヨココカラポイントに変更。100株以上500株未満で2000ポイント、500株以上1000株未満で3000ポイント、1000株以上で5000ポイントです。
ポイントに変更された企業もあれば、株主優待制度自体を廃止してポイント付与がなくなった例もあります。丸井グループはエポスカードのエポスポイントを付与していましたが、2022年9月30日で終了しています。
楽天グループの株主優待も楽天グループで利用できる楽天キャッシュから楽天モバイルのデータ通信用eSIMに変わるなど、株主優待制度は意外と変わります。
制度が変わったタイミングでその株を保有し続けるのか、売却するのかを考えておきましょう。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。