食材を持ち運ぶ時に欠かせない「保冷剤」。食品を買った際にもらえることも多いですが、動画共有アプリ「TikTok」上では、食器用の「スポンジ」を冷凍して保冷剤として持ち運ぶ方法が注目されています。
ポイントは、保冷剤としてだけでなく"洗剤付きスポンジ"として外出先で使えるということ。
行楽シーズンに向けても便利な方法なので、2023年2月記者も試してみました。
冷凍後でもちゃんと泡立つ!
保冷剤にする方法はいたってシンプル。スポンジに水を含ませたら軽く絞ります。あとはチャック付きの袋に入れて冷凍庫で保管すればOKです。記者は水を絞ったあと、食器用洗剤をいつも通りに付けてから冷やしました。
数時間後、冷凍庫から取り出してみると、保冷剤のように"カチコチ"というほどではありませんが、しっかりと凍っていました。
ではこの保冷剤、どれくらいで溶けるのでしょうか。
暖房の効いた室内にそのまま置いてみると、30分程度で半分くらい溶け、1時間以内には通常のスポンジに戻りました。
もちろん保冷袋などに入れておけば、もう少し溶けるスピードが遅くなりそうですが、一般的な保冷剤よりは常温に戻るスピードは速いので、やはり保冷剤と一緒に使った方が良さそうです。
袋の中は、少量の水や洗剤が付いていましたが、きちんと袋のチャックをしておけば溢れる心配はないと思います。
そして最も気になるのは、スポンジの性能や泡立ちについて。こちらも検証しました。
袋から出し、スポンジをクシュクシュすると、すぐに泡立ちました。
油でギトギトのお皿を洗ってみると、泡立ちがいいため、油汚れも楽に落とせます。
一度凍らせたものの、個人的にはスポンジの性能も、洗浄力も普段と変わらない印象を受けました。
外出先で、お弁当箱や食器など、食べ終わってすぐに洗えれば、カピカピになって汚れが落ちにくいという事態も防げますね。(もちろん洗う場所があることが前提です)
キレイになった
保冷剤としての役目が終わったあとは、食器用スポンジとして活躍してくれるので、キャンプの時などにも便利。手軽にできるので、気になる人は試してみては?
(東京バーゲンマニア編集部 三浦香奈)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。