アラフォーになっても悩みは尽きない...【大人ニキビ改善法】美容家が手応えを感じた6つ
10代の頃は青春のシンボルと呼ばれ、若さの象徴のように感じられたニキビ。大人になれば無縁になるかと思っていたのに、40歳を超えてもなお悩まされているという話をよく耳にします。
今回は、そんな悩み深い大人ニキビを改善するための方法を、筆者の体験も交えながら紹介します。
大人ニキビの原因を知り、対策を取ろう
思春期のニキビと大人ニキビとでは、できる原因もできる場所も異なります。正しく知って対策を取ることが大切。
思春期ニキビは成長とともにホルモンバランスが変化し、皮脂が過剰に分泌されることによってできますが、大人ニキビの原因はもっと複雑です。
ホルモンバランスの変化も原因となりますが、乾燥や加齢、睡眠不足、食生活の乱れなどによるターンオーバーの乱れも大人ニキビの原因に。できやすい場所は思春期ニキビがTゾーンであるのに対し、大人ニキビはUゾーンです。
大人ニキビはさまざまな原因が複雑に絡み合っている可能性があるだけに、生活習慣やスキンケアの見直しが必要。筆者自身も数年かけて生活習慣とスキンケアを見直し、大人ニキビができにくい肌をキープできるようになりました。
大人ニキビを改善したいなら、新たにできるのを防ぐ対策からスタートを。筆者自身が手応えを感じた対策は下記の通りです。
【スキンケア編】
(1)肌にやさしい角質ケアを行う
年齢とともに遅れがちなターンオーバーを整えるために、角質ケアが必要。とはいえ、大人ニキビができやすい肌はデリケートと考え、肌に優しい角質ケアを行いましょう。
美容液など塗るタイプの角質ケアアイテムや拭き取り化粧水、酵素洗顔などがおすすめ。
(2)肌を清潔に保つ
おざなりになりがちなのが、肌を清潔に保つこと。顔に手で触れる癖がある方は今すぐ見直しましょう。枕カバーはもちろんシーツなどの寝具類はこまめに洗うことも大事。
メイクで使用するパフやブラシもお手入れをし、常に清潔な状態で使いましょう。
(3)皮脂をとりすぎない
ニキビの原因は皮脂と思い込み、皮脂対策に励む方がいますが、そのせいで肌が乾燥したり、皮脂の過剰分泌を招いたりして大人ニキビを引き起こすことも。そのため洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料は控えるのがおすすめで、筆者自身メイク直しの際も、ティッシュや使い捨てスポンジで軽く皮脂を抑えるようにしています。
(4)水分と油分をバランスよく補給し、肌を保湿する
年齢を重ねていくと皮脂の分泌量が減り、それも乾燥の要因に。水分と油分はバランスよく取り入れる必要があるので、乳液やクリームはマストと考えましょう。
乾燥肌の方の場合はその両方が必要な場合も。また、セラミド、ヒアルロン酸など肌のうるおいを高める効果が期待できる成分が豊富に配合された化粧品を使用しましょう。
(5)生理周期を意識したスキンケアを行う
女性の肌は女性ホルモンの影響を受けているので、生理周期に合わせたスキンケアが必要です。
生理1週間ほど前になると皮脂の分泌量が増え、肌が敏感な状態に。刺激を避け、使い慣れた肌にやさしい化粧品を使いましょう。皮脂や毛穴の詰まりが気になったら、肌に負担をかけにくいクレイパックがおすすめ。ローションパックで水分補給してからクリームを塗るなどシンプルなケアを心がけましょう。
生理中の肌も敏感な状態で、肌が乾燥しやすくなります。刺激を避け、肌にやさしい保湿タイプのシートマスクを使うのもおすすめです。
(6)毎日肌チェックを行う
どんなに気をつけていても、大人ニキビができる可能性があります。実際のところ頻度は1年に1、2回程度といったところですが、筆者も大人ニキビに発展しそうな肌状態に出くわすことがあります。そんな時いち早く気がつき、対策を取ることで回避しています。
そのためには朝晩2回の肌チェックが必要。明るい場所でよく鏡を見て、清潔な手で肌に触れると変化に気が付きやすくなります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。