100円のヒミツ、新たなメソッドとは
これまでも100円実現に向けてのヒミツはいくつかありました。
オフシーズンの工場を活用する
サイズ不選別
早期の数量確保
工場の計画的稼働・効率化
大量発注・大量生産
などです。
ただ、今年は例年とは異なります。「国際情勢や世界経済の動向の影響を受け、これまでの取り組みだけでは100円で提供することが困難になりました」(近藤さん)
そこで、新たに「物流改革」と「原材料・資材の更なる早期確保」を行うことで、100円おせち実現を目指しました。
「物流改革」の例はこうです。
昨年までは、国内の場合、各メーカーがトラックを手配し、当社配送センターまで納品。
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今年は同社が配送ルートを組み立て、1台のトラックが各メーカーを回り商品をピックアップする「引き取り型の物流」を構築。物流費の大幅圧縮に成功。
海外製造商品は、各工場からの商品を一つのコンテナにまとめて輸送することで輸送費を圧縮。
「原材料・資材の更なる早期確保」のいい例は、海産物でしょう。
特に高騰した海産物ですが、国内外の市場・メーカー・冷凍倉庫などの動向を注視し、早期から原材料を確保。為替の影響を最小限に抑えることができたといいます。
交渉は、なんと「1年半前」からだそうです。
また、大きな値上げの影響を受けたパッケージ資材である「包材」も、2021年分の製造が終わった時点ですぐに2022年分を発注したことで、影響を最小限に抑えられたと話します。
ECでも販売
昨年は5分で完売してしまったECサイトでのセット販売(15種セット)もあります。
アプリ予約は、2022年12月10日10時(予定)~12月20日。EC販売の予約は、12月15日10時(予定)~24日。予定数量に達し次第販売終了です。
詳細は公式サイトに記載されています。
(東京バーゲンマニア編集部)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。