「ローソンストア100」の年末恒例"100円おせち"が今年もやってきます。発売は、2022年12月25日から、全店にて。
史上最高となる全45品の展開に加え、値上げ続きのなか100円という価格を守り抜きました。
担当者に、肝いりの新商品や、100円で実現できた理由を取材しました。
関東では珍しいグルメも登場
昨年は300万食を販売、2012年の発売からの累計は1200万食突破する「100円おせち」。その名の通り、税別100円で食べ切りサイズのおせちの食品です。
好きなものだけを好きなだけ食べたい、1日分だけ欲しいなど、多様化するライフスタイルに合わせて成長してきました。
2022年度の「100円おせち」新商品は8品あります。
・酢だこ
・小肌の酢漬
・里いも煮
・しいたけ煮
・伊達焼
・白海老だし巻きたまご
・市松ようかん
・白梅ようかん
いずれもこだわりの品ですが、100円が実現できた理由はそれぞです。
たとえば「酢だこ」「小肌の酢漬」は、コロナの影響等で余剰品となった、飲食店で使われる予定だったタコや小肌を確保。
「里いも煮」「しいたけ煮」は、「100円おでん」のこんにゃく・がんも・定番の豆腐などで取引のあるメーカーにまとめて発注することでコストを抑えています。
珍しいところでは「伊達焼」でしょうか。関西ではメジャーなおせちです。関西の有名メーカー「別寅(べっとら)」にコンタクトをとり、今回初めて商品化が叶いました。
「市松ようかん」「白梅ようかん」は、高級おせち重などの「飾りようかん」も手掛ける新潟の和菓子メーカー「正和」によるもの。「飾りようかん」が得意だからこそ、手が込んだデザインも100円でできたといいます。
ちなみに、ローソンストア100の商品本部 副本部長の近藤正巳さん、1番の肝いりはこのようかん。「1品1品手作りで作っていています」と、自信をのぞかせます。
ほかにも「つぶ貝わさび」や「いか黄金」「数の子松前」「炙り焼き合鴨スライス」など、豪華な食材を使ったおせちはいっぱい。
全45品、全店に並びますが、売切れ次第になるので、好きな商品を入手したい場合は、早めに確保するのをおすすめします。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。