10月に入り、ポイント関連で大きなニュースが飛び込んできました。TポイントとVポイントが2024年春に統合すると、2022年10月3日、各社が報じました。
Tポイントは2003年に開始した共通ポイントの老舗。さまざまなお店でTカードを提示するとTポイントがたまり、たまったTポイントは加盟店で1ポイント=1円として使えます。
Tポイントというとファミリーマートのイメージが強いかもしれませんが、当時のニュースリリースにあるように、Tポイントを最初に採用したコンビニはローソンだったんですよ。
「これに先立ち、株式会社ローソンが展開するローソン約7,700店舗と、新日本石油株式会社が展開する約12,000ヶ所のENEOSサービスステーション各店舗では、2003年10月1日よりTSUTAYA会員証を提示すると「T(ティー)ポイント」がたまります」(2003年9月18日:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社発表資料より)
Vポイントって何?
Tポイントは多くの人が知っているポイントプログラムだと思いますが、Vポイントとは何でしょうか?
Vポイントは三井住友フィナンシャルグループのグループ内共通ポイントです。
(公式サイトより)
三井住友カードでの決済や三井住友銀行での取引、プロミスの利用などでたまります。たまったVポイントは共通化の手続き(アカウントの連携)を行うことで、三井住友銀行でも三井住友カードでも利用することが可能です。
以前は三井住友カードの利用でたまる「ワールドプレゼント」のポイントと、三井住友銀行の取引でたまる「SMBCポイント」は別々のポイントでしたが、これらを統合したポイントが「Vポイント」です。
例えば、三井住友カードでためたVポイントを三井住友銀行でのオンライン振込時に手数料の割引として利用するなどができます。
Vポイントは振込手数料の充当だけでなく、クレジットカードの利用料金に充当したり、Vポイントアプリにチャージすることで、オンラインショッピングで利用したり、Apple Payなどに登録してVisaのタッチ決済などで利用することができます。
多くのVisa加盟店で利用でき、さらにクレジットカードの利用料金に充当すれば、新たに商品を買う必要もありません。非常に便利なポイントプログラムですが、知名度がイマイチ。
知名度はありませんが、ポイントはたまりやすい。
大手コンビニで、年会費無料の三井住友カード ナンバーレス等をタッチ決済で利用すると5%のVポイントがたまります。
家族も同じようなスタンダードカードを保有していると1人につき+1%となり、大手コンビニなどで最大10%還元です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。