あのひと粒チョコもレトロ映え
まだありました! 最後は、誰もが通ってきたチョコレート菓子の登竜門「チロルチョコ」。
チロルチョコの誕生は1962年。今年で60周年とロングセラーチョコレート菓子です。なんと言っても、発売当初から子供のおこづかいでも夢が叶う価格設定。低価格にも関わらずチョコの中身がお値段以上のクオリティが人気の秘訣ではないでしょうか。
そんなチロルチョコから、60周年を記念して「ミルクキャラメル」味が当時のパッケージデザインで誕生! ミルクヌガーでもお馴染みのチロル坊やの横顔は健在で、"レトロ映え"しています。
「ミルクキャラメル」味はチロルチョコの歴史の中で1番最初に作られたフレーバーであり、九州地方では根強い人気があるそうです。ミルクヌガーをミルクチョコで包み、中にはアクセントのピーナッツが入っています。
チロルチョコをかじったら、中には柔らかいキャラメル!? その中にクラッシュピーナッツが!! 驚きのマトリョーシカ状態です。
パッケージもレトロ映えですが、自分の中では小学生の頃に行った遠足のおやつで柔らかくなったチロルチョコとの思い出がよみがえり、味わいとともに懐かしさに浸れました。
レトロ映えも良いですけど、レトロに浸る時間も大切ではないでしょうか? みなさんも今回ご紹介したレトロ映え商品に触れて過去の自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。
シズリーナ荒井(本名:荒井健治)
アイス現場評論家兼アイス研究家。これまでに5万個以上ものアイスを食べ歩き、年間4000個のアイスを研究する。TV、ラジオなどメディア出演多数。市販アイスのアレンジレシピや企業同士の商品コラボも手がける。著書に「魔法のアイスレシピ」(KADOKAWA)がある。
【Twitter】@sizzleeena/【Instagram】sizzle_feeling426
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