総評
どちらも数あるクッションファンデの中でかなり高いカバー力を誇る商品です。特にミシャのカバー力には目を見張るものがあり、下地やフェイスパウダーも合わせて使うことで大抵の肌悩みをカバーできそうな予感があります。
しかし、その一方でマットよりの質感であることも関係して透明感とツヤを欠く印象があります。そのため老けて見えるのではと思いました。また、時間の経過とともに笑いじわや深いしわにファンデが溜まって悪目立ちする可能性があると感じました。
それと比較してナーズは、光を集めるツヤの効果と合わせて美肌効果が非常に高く、素肌そのものが美しい人を演出してくれそうです。
毛穴や小じわについては下地でもある程度カバーできるので下地をうまく駆使すれば、ナーズも、より高いカバー力を期待できそうです。
仕上がりの美しさやナチュラルさを求めるならナーズがおすすめですが、肌悩みが多くとにかくカバー力を求める人にはミシャがおすすめ。ただし、ミシャを使用する場合には、合わせる下地やフェイスパウダーを慎重に選ぶ必要があり、量も少量ずつ加減しながら塗っていくことが大切です。
※価格はすべて税別
筆者紹介
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。