2019年11月12日にクレディセゾンがクレジットカードで投資信託を積み立てられるサービス「セゾンポケット」を開始しました。
実は、このクレジットカードで投資信託を購入できるサービスは昨年から増えており、セゾンポケットで3つ目です。筆者も既に運用しているため運用実績も含めて紹介したいと思います。
tsumiki証券
tsumiki証券はあまり聞いたことがないかもしれませんが、マルイのクレジットカード「エポスカード」で積み立てられる証券会社です。
開始するにはtsumiki証券に口座開設が必要ですが、エポスカードのログイン情報を入力すると、証券会社開設時に入力する個人情報を入力する手間が大幅に減ります。また、証券口座を開設後は、通常、お金を入金する必要がありますが、tsumiki証券の場合はエポスカードから引き落としになるため入金手続が必要ありません。これが地味に便利です。
また、一般社団法人投資信託協会の9月末時点での調査によると、公募投信の数は6051本。大手証券会社は2000を超える投資信託を扱っていますがtsumiki証券で選べる投資信託は4つ。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」「コモンズ30ファンド」「ひふみプラス」のみです。少なく感じるかもしれませんが、投資初心者の場合は逆に少ない方が選びやすいです。
それぞれ、簡単に紹介するとバランス、海外株式、日本株式、海外・日本株式ですので、1つ選んで投資するのも良いですし、迷ったら全部を3000円ずつ積み立てていくと言う方法も可能です(4つのファンドなので1万2000円必要)。
筆者が選んだのは海外株式の「セゾン資産形成の達人ファンド」。これを毎月5万円積み立てました。
気になる運用結果は70万円積立、75万3919円の評価額(2019年11月12日時点)です。つまり、5万3919円の含み益。運用成績は良いですね。
tsumiki証券の場合はエポスカードで決済しているにもかかわらず、通常のエポスポイントは貯まりません。ただし、1年間の積立金額に対して初年度は0.1%のエポスポイントが貯まります。
筆者の場合は60万円積み立てたため600ポイント獲得です。2年目は0.2%、3年目は0.3%、4年目が0.4%、5年目以降は0.5%の獲得となり、長年運用すればするだけ獲得できるエポスポイントも多くなると言う仕組みです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。