2019/4/24

アーティスト大竹伸朗が40年描き続けたビルの風景

2019年4月13日から6月16日まで、熊本市現代美術館ギャラリーI・II(熊本市中央区上通町2番3号)にて「大竹伸朗 ビル景1978-2019」が開催されています。

多数の未発表作品や最新作まで800点以上を調査

大竹伸朗は1980年代初めにデビュー以降、絵画を中心に、印刷、音、写真や映像などの多彩な表現を展開し、その活動は現代美術の世界だけでなく、文学やデザインなど、幅広いジャンルに影響を与えてきました。同展では、1970年代から現在までの約40年間にわたり、大竹氏が制作し続けてきた「ビル景」シリーズに焦点をあてます。

「ビル景」とは、現実の風景をそのまま描いたものではなく、大竹の中に記憶された香港やロンドン、東京といった様々な都市の湿度や、熱、騒音、匂いなどがランダムにミックスされ、「ビル」という形を伴って描き出される仮想の風景です。

今回、多数の未発表作品から最新作まで800点以上を調査し、ビルシリーズ全作品集の発行とあわせ可能な限り展示することで、「ビル景」シリーズの全貌が明らかになります。

デジタル技術全盛の現代において、一人のアーティストが数十年に渡り、自らの手で絵を描き、作り続けることの意味とは何か...その問への答えを感じることができる展覧会です。

料金は1000円(当日)。開催時間は10時から20時までです。火曜休館(4月30日は開館)。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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