静岡市美術館(静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階)では2018年6月2日から7月15日まで、「ミュシャ展 ~運命の女たち~」が開催されています。
約150点が集結
19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで起こった芸術運動アール・ヌーヴォーの旗手として知られるアルフォンス・ミュシャは、出世作となった大女優サラ・ベルナールの劇場ポスターをはじめ、数多くの女性像を優美に繊細な表現で描き出し、瞬く間に時代の寵児となりました。
本展では、ミュシャと同郷の医師ズデニェク・チマル博士の親子3代にわたる膨大なコレクションから、リトグラフのポスターや装飾パネル、素描、挿絵原画、油彩画など約150点を厳選。
「運命の女たち」というタイトルが示すとおり、初恋に始まり、栄華を極めたパリ時代、そして晩年に至るまで、ミュシャの作品を彩った女性たちに焦点をあて、ミュシャ芸術を楽しむことができます。
また、静岡展特別出品として、静岡市在住のミュシャ作品収集家・尾形寿行氏のOGATAコレクション約100点も展示されます。
入館料は1000円。開催時間は10時から19時まで。月曜休館。
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