直接会えなくてもできること
では、母の日という特別なイベント時に限らず、離れて暮らす親子の日頃のコミュニケーションはどうなっているのでしょうか。
調査によると、親に会う頻度が1年前と比べて「減った」と答えた子世代は19.2%で、「増えた」(14.0%)を上回りました。働き盛りの子世代が親に会いに行くのはなかなかハードルが高いようです。
そんな離れて暮らす親子の理想のコミュニケーション頻度は、子世代・親世代ともに月平均4.9回。頻繁に会うことはできなくても、つながっていたいという親子の気持ちは同じです。
電話やメールはもちろんですが、時にはビデオ通話で顔を見せるようにするのもいいかもしれません。また、特に用事がなくても、自身や孫の写真を送るだけで親は喜ぶはず。クラウドサービスで写真や動画を共有することも選択肢の1つですよね。
実際、親世代に「子世代とのコミュニケーションで知りたいこと」について質問した項目では、「子ども自身が元気にしているかどうか」(60.0%)、「孫の成長」(50.7%)、「内容はなくても、顔を見たり声を聞いたりしたい」(49.3%)が上位に上がりました。
これらはいずれも直接会わなくても伝えることができるもの。そうした意味では、インターネットを介したこうしたコミュニケーションの形は"現代の親孝行"とも言えそうです。
パナソニックが5月9日に公開したコンセプトムービー「Creative!『家族をつなぐ』コンセプト」では、まさにそんな「現代の親孝行」の姿が描かれています。感動的な出産シーン、子どものお誕生日会、転校する友だちとのお別れ会、南の島での結婚式――。動画では、ブルーレイディスクレコーダー「おうちクラウドディーガ」のクラウド共有機能を通じ、さまざまな事情で離れて暮らす家族の心がつながる様子が描かれています。
家族回帰の機運が高まりつつあると言われています。母の日に合わせ、家族とのコミュニケーションについて改めて考えてみるのもいいかもしれませんね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。