ジメジメと憂鬱な梅雨の時期が近づいています。雨の日は十分な換気もできず、部屋にはニオイがこもりがち。カビや湿気も気になりますよね。
そんな時に活用したいのが「重曹」です。"使える"という話は良く聞くけれど、具体的にどう使えばいいのか分からない――東京バーゲンマニアはそんな人のために、重曹の活用法をまとめてみました。前編の今回は「ニオイ編」です。
ズボラさんでもOKの超簡単活用法
重曹は「炭酸水素ナトリウム」という白い粉末状の物質。弱アルカリ性であるため、生ごみや靴箱など、酸性の嫌なニオイを中和する脱臭作用を持ちます。
まずは、今すぐ実践できる簡単な脱臭方法から紹介しましょう。それは、ただ"振りかけるだけ"。ニオイのもとになりそうな生ごみ用のゴミ箱や排水溝に重曹を適量にパパッと振りかけてください。なんと、たったこれだけで嫌なニオイが軽減されるのです。
気になるところにパパッ
100円均一ショップなどで購入した調味料用シェイカーに入れておけば、振りかけやすく、こまめに脱臭ができます。掃除が滞りがちなズボラな人でも、これなら実践できるのでは?
この振りかけるだけの脱臭は、まな板やタッパーなどの調理器具にも直接活用できます。ニオイが気になるアイテムに重曹をたっぷり振りかけて、しばらくしてから洗い流すだけでOKです。
お次は"置くだけ"で効果てきめんのお手製脱臭剤です。ビンや紙コップなどの容器に重曹を詰めたら、ストッキングやガーゼなど通気性のよい布をかぶせ、輪ゴムなどで留めます。
これに布をかぶせて輪ゴムで止めれば完成
これを冷蔵庫や靴箱などニオイがこもりやすい場所に設置するだけ。ゴミ箱の底に置いておくのも賢い活用法です。重曹のニオイが変わってきたら新しい重曹に取り換えてください。
置くだけの脱臭剤をアレンジして靴の脱臭剤も作れます。重曹を通気性の良い袋(お茶パック)などに入れ、ニオイが気になる靴の中にIN。これだけでニオイをとってくれます。帰宅して靴を脱いだらポンと入れておきましょう。
脱臭剤として使った重曹は掃除に再利用できるのもポイント。まずは家中に重曹を配置し、効果が薄れてきたら台所や洗面所など水回りのお掃除に活用しましょう。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。