最新の老眼鏡は「老眼鏡」とは言えない
前向きに年を重ねる人が増え、同時に、症状がエイジレス化したことで、老眼鏡マーケットも変化が出ています。
「リーディンググラス」「キャリアグラス」といった言葉が目立ち、「老眼鏡」という名称を見かけなくなったのです。試しに、「リーディンググラス」でインターネットを検索すると、最新商品がヒットしました。35歳だって、前のめりで使いたくなるアイテムを3つ紹介します。
◆存在感をなるべく削いだら、薄さ2ミリに
折りたたんだ状態でも、驚きの薄さ2ミリを実現したのが、西村プレシジョンの「ペーパーグラス」です。薄くて軽くて堅牢。本のしおりになるほどエアリーな眼鏡は、鯖江のメガネ職人の技術が冴え渡っています。1万6200円から。
◆オシャレのキーアイテムに
LINIO 公式サイトより
ファッションアイテムとして十分な存在感を放つのがLINIOです。耳にかけるのではなく、こめかみで軽く挟んで使う珍しいタイプ。同じく鯖江生まれですが、こちらはステンレスシートを曲げて作られており、ネジなどの部品がありません。1万6200円。
◆ネーミングに脱力系遊び心
「ROCKET-EXPRESS」公式サイトより
記者が気に入ったのは「RGM」です。奥田民生さんが50歳を迎えたのを記念して作られた眼鏡。Roganのファンも多いのか、一時品切れになったこともあるそうです。名前は「roh gan megane」の略。コンサート会場のほか、奥田さんが所属する事務所のオンラインストア「ROCKET-EXPRESS」で購入可能。3300円。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。