湘南や中華街エリアもランクインした神奈川
個性ゆたかなエリアもたくさん
神奈川県で最も年収の高い小学校区は、川崎市宮前区の宮前平小学校(1044万円)でした。国家公務員宿舎や大手企業の社宅が学区内世帯の10%を占めていて、平均年収を押し上げています。
ほかに特徴的なのは、神奈川県内で最も世帯年収が高い青葉区にあって、持ち家率と住宅平均面積が区平均より更に10%以上高い荏田西小学校(横浜市青葉区、1034万円)や、新横浜駅が最寄り駅の大豆戸小学校(横浜市港北区、955万円)。
また、横浜市中区で1位の元街小学校(956万円)は、高級住宅地として名高い山手エリアを始め、中華街などの山下町も学区内に含んでいます。利便性はもちろん、眺望・住環境の良さ、優れた教育環境も人気です。
一方、七里ガ浜小学校(鎌倉市、917万円)のように、歴史や文化の残る高級住宅地を含む学区や、東海岸小学校(茅ヶ崎市、896万円)のように、温暖な気候や湘南らしさを求める人が集まる学区も上位にランクインしています。
あなたが子どもを通わせたいと思う学区はありましたか?
さて、ここにあげた金額はあくまで平均です。公立なのでいろんな人がいますし、お金持ちでなければ入れないというワケではないので、たまたまその学区だとしてもビビる必要はありません。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。