これから夜も蒸し暑くなり、ぐっすり快眠するのが難しく寝苦しい夏がやってきます。「ファブリーズ」を展開するP&Gが、ママ300人を対象に「梅雨・夏の寝具ケア実態調査」を行いました。
ママたちはこの時期どんなケアをしているのか――? 聞いてみるとびっくり回答も出てきました。
快眠のカギは寝具のケア?
寝苦しい夏ですが、梅雨から夏にかけては「洗濯など他の家事に忙しく、寝具のケアにまで手が回りにくい」(87.0%)というのが本音。
同居家族の寝具のケアの実態を詳しく見てみると、「枕」や「かけぶとん」については「一度もケアしたことがない」人はごくわずかなのに対し、「ベッドのマットレス」のお手入れの頻度は、自分自身のものについては「一度もケアしたことがない」人は74.0%、配偶者(夫)のものについては74.7%、子どものものについては74.3%と、買ってから一度もケアしたことがない人が7割以上なことが分かりました。
一体なぜ......? 聞いてみると、「どうやって手入れをすればいいのかわからないから」(65.4%)がトップ。次いで、「重たくて手入れができないから」(64.1%)、「シーツや敷きパッドなどで汚れないようにしているから」(32.7%)と続きます。
どの理由も分からなくはないですが、そのマットレスには「放置菌」が結構いるのかも。
菌の専門家である衛生微生物研究センターの李憲俊所長に話を聞くと、「新品のマットレスの多くは抗菌加工などの影響により、菌が増殖しやすいものではありません。ただ、使い続けたマットレスは、体の菌が付着し、汗をたくさん吸った場合、増殖している可能性があります。頭や足など汗をかきやすい場所は特に要注意です」とのこと。
また、「シーツでは、マットレスへ全ての汗や菌が侵入することを止めることはできません。シーツだけを替えても、マットレスには汗や菌が残り、増殖している可能性があります」と、シーツで汚れないようにしているから大丈夫、というわけではないよう。
マットレスの放置菌問題を知って寝具のケアをしたいと回答したママに、どのようなケアをしたいかを聞いたところ、「掃除機・布団掃除機をかける」(89.4%)に次ぎ、「消臭・除菌スプレーをかける」(87.2%)に支持が集まりました。
たしかに「消臭・除菌スプレーをかける」だけだったら、力がなくても忙しくても簡単にできますよね。天気の悪い日でも手軽にできるのはうれしいところです。
この夏は家族全員、きれいなマットレスでスッキリ快眠を目指しましょう!
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。