マスクをすると見た目の魅力が低下する――。 北海道大学の河原純一郎准教授らの研究で、マスクを手放せない花粉症女子にはショッキングな結果が明らかになりました。
「ノーメイクを隠せるし」「なんかマスクしている方がかわいく見えるし」なんて思っていた記者には、青天の霹靂。一体どういうことなんでしょうか。
絶望しないで! 魅力アップできちゃう方法も
実験では、白色のマスクを付けた20~30歳の顔画像(男性66人、女性66人)を画面上に映し出し、男女合計210人の評価者が画像1枚ごとに感じる外見的魅力や健康さを評価しました。
すると、男女ともマスクを付けた顔画像の方が、マスクを付けない顔画像よりも外見的魅力が低く評価されたのです。さらに、さらに元々魅力の高い顔画像の方がより魅力の評価の低下が大きいことが分かりました。つまり、美男美女であるほど、マスクの打撃は大きくなるということ。
その原因は、マスクをすると不健康な感じが強くなりネガティブな印象を生むこと、そして"肌がキレイ"などもともとの魅力的な特徴が隠されてしまうことにあるようです。
「じゃあどうすりゃいいんじゃ......」と暗ーい気持ちになった花粉症のみなさん、ご安心を。河原氏らの女性を対象にした別の検証では、簡単な方法で魅力をアップできることが証明されています。しかも、マスクを着けたまま!
それはマスクの色をピンクにすることです。ピンクのマスクを着けると、もともとの顔の印象の点数に関係なく(つまり、美女でもそうでなくても)、外見的な魅力が高く評価されたのです。
女性にとって最強のモテ色は赤らしいけど、マスクに限ってはピンクが正解なようですね!
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。