デートといえば、お食事が付き物です。でも、ご注意を。気付かぬうちに、相手を幻滅させてしまっているかもしれません。

恋愛・婚活マッチングサービス「pairs」の調査によると、男性の10人に7人、女性にいたっては10人中9人が「デート中の食事マナーが気になる」と答えています。

食事中のケータイはダメ！ぜったい

デートで気になる食事マナーには、どんなものがあるのでしょうか。

まず挙がったのは「箸やナイフ、フォークの使い方」。食べ方がきれいな人は、同じテーブルで見ていても気持ちのいいものです。それだけで評価アップにつながりますよね。

具体的な意見としては
「ナイフとフォークの正しい使い方とか」（40代前半、会社員、男性）
「箸の使い方等 (持ち方・寄せ箸)」（30代前半、福祉・介護、女性）
「テーブルマナー。ナイフ、フォークの使い方とか」（30～34歳、上場企業、男性）
「箸の使い方とがっついたりしていないか」（18～24歳、調理師・栄養士、女性）
など。

毎日使う箸ですが、持ち方が自己流になってしまっている人は意外と多いもの。マナー違反とされる「寄せ箸」などにも、厳しい目が向けられているようです。昔と比べれば日常生活に馴染んだ感のあるナイフ、フォークですが、少し高級なレストランでずらりと並んでいたりすると途端にぎごちなくなってしまいますよね。

次に指摘されたのは「食事中に携帯電話をいじる」。もはや生活必需品と化した"ケータイ"ですが、食事中に"ケータイいじり"には厳しいまなざしが向けられていました。

「携帯ばかり気にしているのは気分が悪いです」(20代前半、アパレル・ショップ、女性)
「携帯電話を頻繁にいじっていると感じがわるいと思います」（25～29歳、その他、男性 ）
といった厳しい指摘に加え、
「食べてる最中にスマホとか携帯を見ること」(30代前半、会社員、男性)
「食事中に携帯を確認するか否か」（18～24歳、学生、女性）
という回答も。食事中の携帯確認は、本当に嫌がられる行為みたいです。

「店員への態度が悪い」もチェックポイントの1つに。

「店員さんに横柄な態度をとったりする人はNG」(30代前半、事務員、女性)」
「店員への態度が丁寧か」（18～24歳、会社員、男性）
「紳士であるか、店員さんに向かって失礼な言い方はしないか」（30～34歳、女性、 会社員）

などの声が寄せられました。店員への対応には、その人の人間性がにじみ出るもの。横柄、失礼な態度を取る人に対しては、「自分への対応も、そのうちこんな感じに変化するかも」と警戒してしまいますよね。

「食べ方が汚い・悪い」人は対象外という意見もありました。

「肘をついたりお茶碗を持たない等、細かい所は構わないがクチャクチャと食べたり姿勢が悪いと気になります」(20代前半、IT関連、男性)
「食べ方。音を立てない。口を開けながらそしゃくしない。ぼろぼろこぼさない。綺麗に食べる。綺麗に残す」(30代後半、教育関連、女性)
「ゴハン粒を残すとか、食べ方が汚くないか」（45～49歳、男性、会社員）
「くちゃくちゃ口を開けて噛むのはNG。ポロポロこぼしたり、食べる前に醤油やソースを何にでもかけるのも...」（25～29歳、女性、食品関連）
などの厳しい指摘が続々と。

あと、「いただきます、ごちそうさまが言えない」人はダメという声もありました。

食事マナーって、結構チェックされているもの。あまりに一般常識から外れてしまうと、その時点で"恋愛対象外"の烙印を押されてしまうのかも。

お付き合いする相手の食事マナーだけでなく、わが身を振り返るのも大事かもしれませんね。

「pairs」に登録している全国の会員を対象に、2015年4月28日から5月1日までインターネットで調査。有効回答数は男性2168人、女性1541人。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。