皆さん、今年はお歳暮を贈る予定がありますか？ 「今年もお世話になったあの人に－」と思っても、いったい何を贈れば喜んでもらえるのか悩むものですよね。

大丸東京店（東京都千代田区）がメール会員を対象にアンケート調査したところ、回答者の「贈りたいお歳暮」「贈られたいお歳暮」の間には、かなりのギャップがあることが判明しました。

「もらったらうれしい」けれど「選ぶ努力をしていない」？

「もらったらうれしい」お歳暮でトップになったのは「グルメギフトカタログ」。自分で買ってまでは食べないけれど、グルメギフトカタログに入っているなら食べてみようかな－という気分になること、ありますよね。

でも、実は「グルメギフトカタログ」、「贈りたいものランキング」では6位という結果に。贈る側からすると「選ぶ努力をしていない」ような気分になってしまう点が、ギャップを生み出す原因なのかもしれません。

「もらったらうれしい」2位は「洋菓子」。定番のお歳暮が上位ランクインです。こちらは「贈りたいものランキング」1位。贈っても贈られてもうれしいお歳暮といえそうです。

続く3位には「精肉・ハム」がランクイン。お歳暮シーズンになると、ハムのCMをよく見かけますよね。年末年始のちょっと特別なおもてなしにも重宝しそうです。こちらも「贈りたいものランキング」2位と、あまり差のない結果となっています。

以下、4位「フルーツ」（贈りたいものランキング7位）、5位「和菓子」（贈りたいものランキング3位）の順ですが、「贈られたいもの」「贈りたいもの」ギャップが最もあったのが、6位「カタログギフト（グルメカタログ以外）」。贈りたいものランキングではベスト10圏外の15位という結果になっていました。

1位の「グルメギフトカタログ」と同じく、もらう側は「選べて楽しい」、贈る側は「手抜きしたみたいで気になる」のかもしれません。

「カタログギフト」とは反対の意味で、差が開いたお歳暮もあります。「贈りたいもの」10位に入った「日本酒・焼酎」は、「贈られたいもの」では16位という結果。お歳暮も、「贈る側」「贈られる側」と立場が変わると、ここまで選ぶものが変わってくるんですね。

大丸東京店12階では11月4日から、「お歳暮人気ベスト10 発表会」を開催中。同時開催の「今年注目！バイヤーおすすめ一流品・コラボギフト展示」では、北陸新幹線開業で注目を集める北陸の商品をはじめ、一番人気だったカタログギフトのこの冬限定品9点などがあるそうですよ。お歳暮に何を贈るか悩んでいる人は、参考にしてみては？

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。