肌悩みがあるほど「攻める」のは待って! 美容のプロが実践する「肌の土台ケア」と愛用品2つ
シミが気になるから美白美容液。シワが気になるからシワ改善美容液。たるみが気になるから美顔器......。肌悩みがあると、つい「足す美容」を考えがちです。けれど、攻めのケアを重ねる前に大切にしたいのが、今の肌状態を整えること。
今回は、2026年9月現在49歳の美容研究家である筆者が「土台ケア」を重視する理由と、愛用している2品を紹介します。
なぜ攻めのケアの前に、土台ケアが重要なのか
これまで美容研究家として、数多くの方の肌と向き合ってきました。その中で感じるのは、自分の肌状態を正確に把握している人は意外と少ないということ。
吹き出物、毛穴、シミ、たるみ、ほうれい線......。目につく肌悩みをなんとかしたいと思うのは当然です。けれど、化粧品選びを始める前に、その背景に目を向けたほうが効率よくケアできる場合があります。
たとえば、乾燥やヒリつき、赤みなどが気になるときは、バリア機能の低下を伴っていることがあります。そんな状態で攻めのケアを積極的に行うと、かえって肌のコンディションを乱してしまうことも。
植物も、弱った土に肥料だけを次々与えればいいわけではありません。肌も同じ。攻めのケアを増やす前に、毎日のスキンケアでコンディションを整えることが大切です。
【土台ケア①】乾燥させない、刺激を避ける。バリアを守るケア
肌の土台を整えるうえで意識したいのが、バリア機能です。皮膚の表面にある角層には、水分を保ち、外部刺激から肌を守る役割があります。
ところが、乾燥などによってバリア機能が低下すると、肌が刺激を受けやすくなり、赤みやヒリつきなどにつながることも。そんなときは刺激の強いケアを避け、保湿を意識しながら肌のコンディションを整えることを優先するのがおすすめです。
特別なケアを取り入れる前に見直したいのが、毎日の基本的なケア。摩擦を避ける、熱いお湯ですすがない、洗顔後はできるだけ早く保湿する、UV対策をするなど。
また、十分な睡眠やバランスのよい食事を心がけることも、健やかな肌を保つための基本です。
日々の保湿では、角層のうるおいを保つセラミドを配合した化粧品を取り入れるのもひとつの方法。筆者は、なかでも人の角層に存在するセラミドと同様の構造を持つ「ヒト型セラミド」を配合したアイテムを日常的に取り入れています。
さらに、筆者がバリア機能を意識した集中ケアとして取り入れているのが、ガレニーク「N°3 VBセラム」(5mL×1本 2750円、3本セット 8250円、6本セット 1万6500円、12本セット 3万3000円)。
ナイアシンアミド、パンテノール、葉酸、シアノコバラミンからなる独自特許成分「VBカルテット」を配合し、肌のバリア機能をサポートする美容液です。
光や酸化から成分を守る真空保存技術を採用。とろみのあるテクスチャーでべたつくことなく肌に伸び広がってなじみます。
1本5mLを約3日間で使う集中ケアというのもユニーク。季節の変わり目など肌がゆらぎやすい時期や寝不足が続いたときなどに頼りにしています。
【土台ケア②】年齢とともに変化する肌そのものに目を向けたケア
加齢に伴い、肌は表面の角質層が厚くなる一方で、内側の真皮層は薄くなる傾向があり、真皮では肌のハリや弾力を支えるコラーゲンの減少や構造変化も起こります。現在49歳の筆者も、そんな変化を実感する一人です。
そのため、目につくシワやたるみだけを追いかけるのではなく、変化していく肌全体を健やかに保つという視点も大切だと感じています。
そんな考え方と重なり、筆者が夜のケアに取り入れていることがあるのが、2026年10月5日にリニューアル発売される「ハルメク 薬用美肌液<夜用>」(医薬部外品、60mL/7480円)です。
雑誌『ハルメク』を発行する、ハルメクのコスメブランド「ハルメク コスメ」のオールインワン美容液で、リニューアル前から使用しています。朝用も販売されますが、筆者のお気に入りは夜用。
加齢に伴う肌の構造変化に着目した商品で、約80nmのナノエマルジョンを採用し、7種の「ハルメク・エイジ発酵素」とともに、美容成分を角質層のすみずみまで届ける設計です。
また、肌になじませるとテクスチャーが変化する「クイックブレイクポリマー」を採用し、塗布時の摩擦にも配慮しています。
夜用には、シワ改善の有効成分としてナイアシンアミド、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ有効成分としてトラネキサム酸が配合されているのも頼もしいです。
みずみずしくのびてベタつきにくく、乾燥が気になる筆者の肌でも、うるおい感が得られるところが気に入っています。
肌悩みが気になると、つい攻めのケア、足す美容に走りたくなります。けれど、肌のコンディションに乱れを感じたら、あえて攻めないこともひとつの選択です。急がば回れ。肌悩みが気になるときこそ、一度「肌の土台」に目を向けてみることをおすすめします。
※価格は、税込です。
遠藤幸子
エイジング美容研究家としてテレビ、雑誌、ラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。美容記事の執筆・監修を行うほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。自身が肌老けから脱却し、肌年齢-14歳になるまで行ってきた巻き戻し美容をVoicyにて配信中。『毎朝5分!肌年齢-14歳美容のプロが贈る巻き戻し美容』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
