数あるソーシャルメディアの中で最近よく聞く「Instagram(通称・インスタ)」。20代女子では47.4%、30代女子では36.9%が利用しているという調査結果が出ました。特にオシャレに敏感な女子たちの間では必需品になりつつあるようです。
有名人だからマネしたいワケじゃない
ローラ、梨花、水原希子、木下優樹菜、中村アン...。フォローしている有名人トップには言わずと知れたオシャレ芸能人がズラリ。彼女たちのインスタをのぞいてみると、ファッションやインテリア、食べ物、家族や友達とのショット、仕事の舞台裏での表情など、等身大の姿が見られて親近感を感じます。
有名人をフォローしている人のうち、19.5%が「有名人がInstagramに投稿したアイテムを購入したことがある」と答えています。「店に行ったことがある」と回答した人の割合はさらに高く、なんと29.3%。「どちらもしたことはないが、ほしい/行ってみたいと思ったことがある」と回答した人は43.9%にものぼりました。
ではフォローしている一般人からの影響はどうなのでしょう? 聞いてみると、「一般の人」が投稿したアイテムを「購入したことがある」と回答したのは22.1%、「実際に店に行ったことがある」のは16.2%、「どちらもたことがないが「ほしい/行ってみたいと思ったことがある」のは50.0%。影響力としては有名人とほとんど変わらない結果に!
有名人だからではなく、「共感できるから」フォローしているというワケです。
インスタで参考にしたものを具体的に聞いてみると、
・「プチプラを上手く着回している方を参考にUNIQLO、GAPを利用しました。いま気になっているのはシマムラのスポーツバッグ!」(20代)
・「メイソンジャー→サラダやスムージーを作りたくて購入しました。」(30代)
・「お友達が投稿していたカフェに行きました」(30代)
・「美味しそうな写真が印象に残ったので、食べに行った: 茶茶の間(表参道)、かぶん(赤坂)」(20代)
ファッションを始め、料理やお出かけ、インテリアなど幅広く生活に密接した答えが返ってきました。
自分が好きなテイストを持った人をフォローして、気に入ったら自分も試してみる。まるでウィンドーショッピングを楽しむようですね。写真がメインのインスタならでは、オシャレ女子たちに人気が高いようです。
調査は情報サイト「BWRITE」が、2015年6月12日~19日に20~30代の女性168人を対象にアンケートで。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。