平気な顔してウソが言える、損得で動く、裏で陰口...女子の3人に1人は「腹黒女子」 その実態とは
優しい笑顔の裏で、実は心に「悪」の部分を持つ「腹黒女子」。「身近に思い当たる人がいる」「振り回されて迷惑をこうむった」という人も、結構いるかもしれませんね。
首都圏在住の20~39歳女性694人を対象に、オウチーノ総研が「『性格』に関するアンケート調査」を行ったところ、「自分は『腹黒い』と思うし、他人からもそう言われる」「自分は『腹黒い』と思うが、他人からそう言われたことはない」「自分では『腹黒い』と思わないが、他人からはそう言われる」の合計は34.8%に。なんと、3人に1人の女子が「腹黒女子」という実態が明らかにました。
腹黒さの代償?浮気がばれて「刺されそうに」
「自分は『腹黒い』と思うし、他人からもそう言われる」と答えた「自他ともに認める腹黒女子」は8.9%。「自分では『腹黒い』と思わないが、他人からはそう言われる」と回答した「無自覚腹黒女子」は1.7%でした。
「腹黒女子」率を押し上げたのは、「自分は『腹黒い』と思うが、他人からそう言われたことはない」という「隠れ腹黒女子」たち。4人に1人弱の割合となる24.2%もいました。世の「腹黒女子」たちは、自分の腹黒さをかなり上手にカモフラージュしていそうです。
では、「腹黒女子」たちは自分のどんなところを「腹黒い」と感じているのでしょうか。最も多かった答えは、「本心を隠しているから」。具体的には「心の中では言葉に出したことと全く逆のことを思っていることがよくある」「平気な顔をしてうそが言える」といった声が多く寄せられました。
また、「メリットデメリットを考えて動いたり、喜ばれるだろうと分かって発言したりする」「他人より自分の利益を優先する」など、「損得で物事を考える」傾向も。「自分の思い通りになるよう誘導する」「アイデアを出して他人に実行させる」といった回答からは"裏で他人を操る"腹黒女子の実態も垣間見えてきます。
一方で「腹黒女子」から受けた"被害"もなかなかのもの。「裏で陰口を言われていて、いつの間にかはぶられて(仲間外れにされて)いた」といった友人関係モノから、恋愛関係の被害では、「恋愛相談をしていて、自分を応援してくれていたはずの友人が、突然彼に告白した」「意中の彼をゲットする算段がついたら、滑り止めの彼を私に押し付けてきた」という生々しいものまで寄せられました。
仕事面の被害も見逃せません。「話し合いで仕事を分けたにもかかわらず、陰で勝手に仕事を奪われていた」という声に加え、「ミスの巻き添えにされ、私が一番悪いようになっていた」という恐ろしすぎる実例もありました。
自分がなっても、身近にいても、マイナス面が多そうな「腹黒女子」。「腹黒女子」の自覚のある人は、友人、恋愛関係が破たんしてしまわないようご注意を...。
※調査概要有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20~39歳の女性694人
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年7月8日~10日
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。