イチゴのおいしい季節がやってきました。東京バーゲンマニア編集部には、日々いちご関連の新商品やイベント情報が押し寄せています。特に、2015年は100年に一度の「イチゴ（15）イヤー」ということで大盛り上がり。甘党ぞろいの編集部では、身近に手に入るコンビニ3社のオリジナルイチゴスイーツを食べ比べてみました。

満場一致は「あまおう苺のロールケーキ」

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの3店をまわり、全部でなんと25品が集まりました。冷蔵のケーキコーナーにあるスイーツはもちろん、パンの棚にいちご商品が多く、ピンク色の景色に春の気配を感じました。

食べ比べに立ち会ったのは、編集部員を中心とした甘党女子4人（平均年齢30代）。全25品をすべて食べ比べた結果、彼女たちが苦渋の決断で選んだイチ推しスイーツは、

「ウチカフェ プレミアム あまおう苺のロールケーキ」195円（ローソン）
「いちごのサンド」320円（ローソン）
「苺白玉クリームぜんざい」280円（ファミリーマート）
「苺＆レアチーズのパルフェ」280円（ファミリーマート）
「いちごのデニッシュ」138円（セブン-イレブン）

の5品です。

「ウチカフェ プレミアム あまおう苺のロールケーキ」（ローソン）は、街のパティスリーで買ってきたと言われても分からないハイレベル・スイーツ。イチゴが練り込まれたピンク色のスポンジがまっ白なクリームを取り囲み、中央にはハーフカットされたあまおうが大事に置かれています。見た目も味もお上品なケーキを195円で食べられるなんて、海外ではないはず......と満場一致でイチ推し決定。

「いちごのサンド」は、ホイップとカスタードの豪華ダブルクリームの間にいちごがぎっしり！　編集部が食べたサンドの中には、イチゴが5個分も入っていました。これは、他の商品を圧倒する「イチゴ数」です。しかもそのイチゴが甘くておいしいのです。ほお張るたびにしあわせな気持ちになります。

「苺白玉クリームぜんざい」は、「イチゴ大福」の誕生で日本人が知ってしまった小豆といちごの絶妙ハーモニーをより楽しめる逸品です。イチゴソースとピンクのイチゴホイップ、生のイチゴの3種類が一度に楽しめるのもポイント。「また食べたい！」の声が多く挙がりました。

「いちごのデニッシュ」は、デニッシュ生地に、イチゴのチョコレートがかかった甘いパンだと思ってひと口食べたら、びっくり！　デニッシュ生地とチョコレートの間にイチゴジャムが挟み込まれていたのです。このジャムのすっぱさがアクセントになって、デニッシュなのにさっぱりとした後味でした。

「苺＆レアチーズのパルフェ」は、砕いたクッキー、カスタードクリーム、イチゴの果肉入りソース、スポンジ、レアチーズクリームが層をなす手の込んだスイーツ。ほどよい甘味で、トップに鎮座する生のイチゴの味をしっかり感じながらおいしく食べられます。

今回の食べ比べで、編集部の冷蔵庫はぎっしり。商品をテーブルに並べてみるとあふれるほど......。改めて、日本人のイチゴにかける情熱を実感しました。これから春にかけて、さまざまな品種のイチゴが続々と登場します。しっかり味わいながら「イチゴイヤー」を満喫したいですね。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。