妻は約2か月、夫に会わなくも平気
同調査では「夫婦で会わなくても耐えられる日数」についても質問しています。その結果、夫は40.4日、妻は59.7日でした。
経年変化をみると、36.6日(2006)→46.9日(2011)→50.7日(2014)と、年々耐えられる日数が長くなっています。女性は特に顕著で 42.1日(2006)→52.3日(2011)→59.7日(2014)、2014年は対2006年で約1.4倍長くなっていることがわかります。
この10年でコミュニケーション環境が劇的に変化し、SNSや無料通話・メールアプリなど、一緒に居なくても一緒にいる感覚でいられるツールが増えたことも一因かもしれません。コミュニケーションツールを、男性よりも活発に使いこなす女性だからこそ、「会わなくても耐えられる」という感覚が強くなっているのではないでしょうか。
とは言え、夫婦関係の希薄化に対する懸念も残ります。
プレッシャーだけは重く、「会わなくても平気」とまで言われてしまうと、夫の立場も居場所もありませんよね。上司や世間からのプレッシャーも重くのしかかっている夫。「サードプレイス」もいいけれど、家でも羽を伸ばせる夫が増えることを願います。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。