世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor(トリップアドバイザー)」は外国人観光客数の多い世界48都市における旅行者の出費を比較調査した「旅行者物価指数(トリップインデックス)2014」を発表しました。
物価安トップ10はアジア勢多し
指数はホテル、タクシー、ディナー、カクテルの料金、4項目を評価。ホテルは4~4.5つ星クラスが対象、タクシーは片道2マイル(3.218キロメートル)を往復した料金、ディナーはレストランで副菜とメインのコース料理2人分と白のハウスワインのボトル1本を注文した料金、カクテルは人気上位の5つ星ホテルにあるメーンバーでドライマティーニを2杯注文した場合の料金です。
4項目を合計した旅行者物価指数が最も低い=安く旅行ができるのはベトナム・ハノイで1万5751円でした。次いで、インドネシア・ジャカルタ(1万6320円)、エジプト・シャルム・エル・シェイク(1万6432円)。物価安トップ10にはアジアから5都市が入りました。
一方、最も物価が高いのはイギリス・ロンドンで5万3558円。ハノイとの差は3倍以上にもなります。2位はフランス・パリ(5万2526円)、3位アメリカ・ニューヨーク(5万1632円)。ベスト10のうち7都市がヨーロッパ。依然として、ヨーロッパの物価高が続いていることが分かります。なお、物価が高いイメージがある東京ですが、昨年より2つ順位を下げて、物価が高い都市14位、3万5301円でした。
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