全国的に梅雨入りし、ムシムシ、ジメジメした季節がやってきました。職場ではクールビズが導入されていますが、この時期に気になるのは身だしなみよりも「汗」と「ニオイ」ということがアンケート調査で明らかになりました。
同僚にどうにかしてほしいこと1位は「ニオイ」
節電、猛暑の影響によりこの数年でクールビズが定着。働く男女を対象にしたアンケート調査によると、この時期に気になるのは「汗をかくこと」(67.2%)と「ニオイ(体臭)」(58.8%)が1、2位でした。同僚など周囲の人に対する「どうにかしてほしい」と思うことも、1位は「ニオイ(体臭)」で、職場における問題になっているようです。
さらに58.9%の人が「ニオイ(体臭)が気になって仕事に集中できないことがある」と回答。ニオイのもとは「自分のニオイ」(男性7.9%、女性7.1%)に比べて、「他人のニオイ」(男性32.5%、女性37.3%)が圧倒的です。
中には、他人のニオイで「気分が悪くなった」や、「商談中、相手の話がまったく入ってこなかった」という人も。さらには「クレームが入った」と業務に明らかな支障をきたしたケースもあったそうです。
もはや単なる「くさい」にとどまらず、「スメルハラスメント(スメハラ)」という言葉も存在します。20.1%の人が知っていると回答しており、職場における問題として浸透しているようです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。