石川県小松市では2014年5月9日から12日まで「お旅まつり」を開催します。浜田町の菟橋(うはし)神社、本折町の本折日吉(もとおりひよし)神社の春季例大祭にあたる「お旅まつり」は、350年以上の歴史をもち、絢爛豪華な曳山と可憐な子供歌舞伎が有名です。
1766年(明和3年)から藩政末期まで10基あった曳山は、現在も8基が大切に保存され、期間中に各町で展示・披露されます。
また、曳山の上で上演する「曳山子供歌舞伎」は、武蔵秩父、近江長浜とともに、「日本三大子供歌舞伎」としても知られ、この祭りの最大の見どころです。毎年上演当番町の子供たちが十数回の上演を行い、大人顔負けの見事な演技に多くの見物客が酔いしれます。
10日には曳山8基すべてが揃う「曳山八基曳揃え」を実施。ライトアップされて黄金色に輝く曳山が一堂に揃う様子は圧巻です。
毎年20万人もの人出で賑わう「お旅まつり」をぜひ一度体感して。
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