春から初夏にかけて都内の百貨店各店で北海道物産展が競うように続々開催されます。どの百貨店でも人気の催事とあり、バイヤーの気合もいつも以上に入っています。各会場では有名人気グルメはもちろんのこと、各百貨店の特徴を活かした限定メニューが多数ラインアップしています。
会場一周食べ歩きで北海道フードを制覇
都内最大級の広さで展開する東武百貨店 池袋本店(東京都豊島区)の「初夏の大北海道展」は5月6日まで開催中。注目はワンハンドフードがそろう「会場食べ歩きグルメ」です。中でも、カップスイーツは必食。ふらの牛乳プリンにいちごのジュレやムース、生クリームを合わせた「菓子工房フラノデリス」の"いちごジュレプリン"(378円、各日限定 100個)、ショコラ味のベイクドチーズにキャラメルソースと濃厚ショコラクリームを重ねた「ミセスニューヨーク」の"ベイクドショコラ"(432円、各日限定50個)など、今の北海道スイーツ界をけん引する人気店のカップスイーツがラインアップ。バイヤーが直接交渉して、今催事のためだけにメニュー化された6品がそろいました。数量限定の商品も多く、連日売り切れが続出しています。
また、「ウエムラ牧場」の"ウエムラ和牛プレミアムハンバーガー"(1296円)など、ワンハンドグルメも充実しているので、会場を一周するだけで、初夏の北海道グルメ旅行気分が味わえます。
新宿高島屋(東京都新宿区)でも5月8日から「北海道展」が始まります。年間100日以上北海道入りして新しい味を発掘している専任バイヤーが、北海道の知られざる物産を紹介してくれる人気の催事。今回の注目は、同店初登場する、札幌で話題の「ラーメン札幌 一粒庵」です。
"地産地消"、"香辛料以外すべて北海道産"がこだわりの人気店で、店主が今催事のために考案したのが「初夏のSio Oilio Ramen」(1080円)。旬のトマトとアスパラのうま味を生かし、EXバージンオイルとオホーツク海水塩でシンプルに調理した塩ラーメンです。道産小麦粉を使ったパスタに近い風味のストレート麺など、道産食材にとことんこだわっています。ランチタイム(11時30分から13時)と夕刻(16時から)それぞれ30食限定ですのでお見逃しなく。14日まで。
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