第70回ベネチア国際映画祭(8月28日~9月7日)の70周年記念企画「Venezia 70 - Future Reloaded(ベネチア70 フューチャー・リローデッド)に、日本から園子温監督の参加が決まった。「映画の未来」をテーマに、世界の監督70人が短編を製作。映画祭期間中に一挙上映する試みだ。
「ヒミズ」の染谷将太が主演
プロジェクトにはベルナルド・ベルトルッチ(イタリア)、ポール・シュレーダー(米国)、アッバス・キアロスタミ(イラン)、ピーター・チャン(陳可辛、香港)、ジャ・ジャンクー(賈樟柯、中国)、ホン・サンス(韓国)、キム・ギドク(同)らが参加する。
園監督は「ベネチアにはたくさんの思い出が刻まれ、私の宝物です。参加を光栄に思います」とコメントを発表した。
作品は開幕日に上映され、翌29日から映画祭公式サイトでストリーミング上映される。
園監督の短編の題名は「私の未来は映画の未来、映画の未来は私の未来」。2年前に同映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した「ヒミズ」の染谷将太が主演する。今年の同映画祭オリゾンティ部門には、園監督最新作「地獄でなぜ悪い」(9月28日公開)も出品される。
記事提供:映画の森
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