韓国ドラマ「花ざかりの君たちへ」（12）、「あなただけよ」（11）などの若手俳優ソ・ジュニョンが3月10日、東京都内でファンミーティングを開いた。

ソ・ジュニョンは1987年生まれ。今年デビュー10年を迎えた。2011年、ハン・ソッキュ主演の時代劇ドラマ「根の深い木」で王の息子役で存在感を見せ、「あなただけよ」で前向きで心優しい主人公を好演。次回作で東野圭吾原作の映画「さまよう刃」では熱血刑事を演じており、今後の活躍が期待される。

「動物的な感覚で、すべてを伝えられる俳優に」

デビューは17歳。道でスカウトされ、そのまま翌日から撮影に参加したという。「初めはマネージャーに言われるまま演じていた。ある瞬間から演技がうまくなりたい、人々と気持ちを共有したいと思うようになった」と振り返った。「俳優にとって大事なのは眼力（めぢから）と呼吸。作品をたくさん見て練習した」と話した。

撮影中の「さまよう刃」では、衣装のまま食事に行くなど役作りに没頭している。共演している先輩俳優のチョン・ジェヨン（「トンマッコルへようこそ」「黒く濁る村」など）に影響を受けている様子。「チョン・ジェヨンさんは獣（けもの）のように、動物的な感覚で演じる。じっと動かなくてもすべてを伝えられる。自分もそんな俳優になりたい」と熱い思いを口にした。

また「デビューして10年。つらい時もあったが、いつも最善を尽くしてきた。自分の演技で多くの方を幸せにしたい。演技に対する渇望は、どんな新人にも劣らない」と意欲を語った。

記事提供：映画の森

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