2013年4月27日公開のハリウッド映画「ラストスタンド」主演のアーノルド・シュワルツェネッガーがこのほど来日し、東京都内で2月21日記者会見した。シュワルツェネッガーの映画主演、作品PRでの来日はともに10年ぶり。会見では「カーチェイス、ファイト、スタントとアクションは盛りだくさんで、最後まで息もつけない作品」と語った。

石原伸晃環境相とも会談

「ラストスタンド」は、シュワルツェネッガー扮する田舎町の保安官と、逃亡した麻薬王の対決を描くアクション大作。シュワルツェネッガーは「カーチェイス、ファイト、スタントとアクションは盛りだくさんで、最後まで息もつけない作品。登場人物のキャラクター造形のほか、演出したキム・ジウン監督の才能も素晴らしかった」とアピール。カリフォルニア州知事としての政治家経験を「困難に立ち向かう人々を目の当たりにした。生きることは大変だと改めて知り、自分の世界観が変わった。俳優としての役作りに影響を与えたと思う」と振り返った。

会見には、特別ゲストとしてレスリング女子日本代表・吉田沙保里が登場。「大好きなシュワちゃんに会えて光栄。（『ラストスタンド』を観て）不利な状況にも絶対あきらめない姿に感動した」と話し、日本的なプレゼントとして戦国武将がかぶる兜（かぶと）を贈った。

さらに翌22日には、環境問題に関心の強いシュワルツェネッガーたっての希望で石原伸晃環境相と会談。同環境相は「最後に一緒に写真を撮りましたが、映画で観るのと実際に会うのは違いますね」と話していた。

「ラストスタンド」（2013年、米国）
監督：キム・ジウン
出演：アーノルド・シュワルツェネッガー　フォレスト・ウィッテカー、ジョニー・ノックスビル、ロドリゴ・サントロ、ジェイミー・アレクサンダー
2013年4月27日、全国公開。作品の詳細は公式サイトで。

記事提供：映画の森

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。