家族や親戚で集まるお正月にあげる「お年玉」ですが、いくらが適切なのか毎年悩むところ。多すぎず少なすぎず...と考えると意外と難しいものですようね。
そんな気になる最新お年玉金額事情について、ベネッセコーポレーション「進研ゼミ小学生講座」の記事配信サイト「今ドキ小学生まとめ」では、現役小学生ママたちに聞いた小学生のお年玉にまつわる調査結果が紹介されています(調査は2012年11月2日~8日まで実施)。
5000円以上の高額はほとんどなし
調査では1年~6年生の子どもをもつママ各学年約100人に、"自分の子どもと同年齢の子どもにあげるお年玉金額として、いくらあげるのが適切だと思うか"と質問。その結果、1・2年生では「1000円」が最多で、90%以下が「3000円」までと回答しています。3・4年生では一気に「3000円」が最多となり、次いで「1000円」か「2000円」、「5000円」の回答は10%程度にとどまりました。
5・6年生では引き続き「3000円」が最多となったものの、「1000円」「2000円」が減少し、「5000円」が増加しました。
小学生といっても低学年から高学年により、ママたちの考える適正額は変化していく様子。5000円より高額の回答はほぼ見られず、堅実な印象が強い結果です。迷ったときは「学年×1000円」を目安に、きりのいい額をあげれば問題なさそうです。
ところで、もらう側の小学生はお年玉をどのように使うつもりなのでしょうか。調査では、1~6年生の小学生約600人に対して、お正月前に一足早く"お年玉の使い道"を聞いています。その結果、1位は「貯金」で57%。4位にも「おうちの人にわたす」(29%)が入っており、保護者の教育もあるのか、こちらでも堅実な考えが目立ちました。1位と4位をのぞくと、「おもちゃ」(32%)、「ゲームソフト」(32%)と小学生らしい回答もあがりました。
子どもたちにとって、年に一度の「お年玉」はいつも以上の金額を手にする機会。実際に使ったり、何かを自分で買ってみてお金の大切やいい使い方を知ったり、大切さを認識して貯金したりと、貴重な学びにつながるといいですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。