2012/12/ 8

百貨店のセール「後倒し」 消費者8割は「気にしていない」

2012年も残すところあとわずか。年末年始のバーゲンを前にソワソワしている人も少なくないのでは?

今年の夏には一部百貨店がバーゲン開始時期を「後倒し」したことでセール時期が分散したことが話題になりましたが、お買い物好きの消費者たちはどう思っているのでしょうか。

ブランド品宅配買取サービス「ブランディア」が2012年11月に同サービスを利用している20歳以上の男女513人を対象に実施したアンケート調査によると、「(百貨店のセール時期が遅くなったことを)気にしていない」という回答が76%にのぼりました。分散化したことで相乗効果が生まれず、売上が伸び悩んだとの見方が多かった今夏のバーゲンですが、必ずしも時期のばらつきが原因ではないようです。

「百貨店のセール情報はどこで知りますか?」とい質問には、「百貨店に行ったとき」、「DM」、「新聞・雑誌」が上位3位を占め、能動的に情報を探す「インターネット検索」は4位にとどまりました。続いて「セール時期は各社同じ時期にやってほしいですか?」という質問でも「いいえ」が58%と「はい」の40%を上回る結果となり、消費者はそれほど開始時期にこだわっていない様子が伺えます。

2013年初売りは、三越伊勢丹ホールディングスをのぞき、多くの百貨店が1月2日からのスタートを予定しています。各社が同時に開催することで一度に回れるメリットがありますが、勢いに乗じて「衝動買い」をしやすくなってしまうので、ご注意を。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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