"未来の花嫁さん"の指南書として人気の結婚情報誌「ゼクシィ」。その最新号9月号(7月23日発売)に、衝撃的な付録が付いているとインターネット上で話題になっています。
これが噂の 「乙女すぎるドライバーセット」の正体。裁縫セット、救急セットに加えれば「乙女三種の神器」が完成
その付録とは日曜大工で大活躍の「ドライバー」。実際に編集部でもタウンページ並みに分厚いゼクシィを入手してみると、「乙女すぎるドライバーセット」という名前に負けない、なんとも可愛らしいドライバーセットが出てきました。化粧コンパクトそっくりの専用ケースとドライバーには乙女な花柄が描かれ、先端ビット4種がセットになっています。
しかし、いくら可愛いとはいえ、乙女とドライバーの"異色ペア"にはネット上でも「なぜ!」の声が噴出しています。というわけで、東京バーゲンマニアではその裏側に迫るべく、結婚情報誌「ゼクシィ」編集長の伊藤綾さんを直撃してみました。
ゼクシィの「可愛いすぎる」魔法
それにしても重かったゼクシィ9月号。1500ページにもおよぶ超重量級だったため、ビニール袋を2枚重ねて持ち帰ることに
「定番人気の付録ではないため少しドキドキしていましたが、編集部でも本当にびっくりしています」と、想定外の反響に驚きを隠せない様子の伊藤さん。今号は通常の読者だけでなく男性まで購入しているとの情報も入ってきているそうです。
「ドライバーを乙女に」というアイデアは、昨年から展開している「可愛いすぎるシリーズ」の延長線上で生まれたもの。これまでにも、キッチンタイマーや印鑑ケース、しゃもじなど、シンプルなデザインの生活アイテムが可愛らしい姿に変身し、花嫁たちの心をくすぐってきました。
「ドライバーは新婚生活でお鍋の柄のねじや小さい雑貨のねじが緩んでしまったときなど、何かと必要になるもの。けれど何となく"ごつい"イメージがあるからか、すぐに出せる場所にしまわないものなので、手元に置きやすいようコンパクトで可愛いデザインにしてみました」(伊藤さん)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。