洋服屋にふらっと入って、セールストークに負けて買ってしまうことが結構多いです。弱いセリフは、「こちらは一回完売してしまって、今日入ってきたばかりなんです」「かわいいですよね~。私も持ってます」「当店で限定販売しているんです」など。派手な色(緑とか)の服を買おうか迷っていた時は、「カーキ感覚で着られますよ」と言われてつい買ってしまったこともありました。最近、一緒に服を買いに行く友達がいなくて、淋しいのかもしれません。「このトップスには何を合わせたらいいんですか?」とか質問して、店員さんと会話を弾ませ、つかの間のガールズトーク疑似感を楽しんでいます。
試着室の外から聞こえる悪口
しかし、過去にはトラウマものの体験も......。年甲斐もなく109に行った時は、スカートをなかなか買う決断ができないでいたら、ギャルの店員に壁際に追いつめられて、「このスカートで何が問題ですか?」と迫られたことがありました。結局買わなかったら不機嫌になられてしまい......それが怖くて買ってしまう気弱な客も多そうです。相手の方がおしゃれだということで、関係に優劣が生まれてしまいます。また、銀座の某デパートのモテOL系の店に行った時は、店員に対して私が無表情だったのが気に障ったらしく、試着室に入ったところで「今の客ムカつく」と悪口が聞こえてきたことがありました。
最近ではそこまで世知辛い体験はありませんが、お店に行って服を持って買うのを迷っている時、「お預かりしましょうか? 」と入れ替わり立ち替わり5回くらい聞かれるのが、万引きを疑われているみたいで哀しくなります。買った後、「お出口までお持ちします」と、追い立てられる感じになるのも淋しいです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。