百貨店の包装紙は使える?使えない?
袋や包装紙も贈り手のキモチを表現するツール
傘や靴といったファッション雑貨以外に、百貨店を利用する目的として多くあがったのがギフトです。
「両親ぐらいの年代の方へのプレゼントは、百貨店で探します。百貨店の包装紙に包まれていると、安心感があって間違いない感じがするんです」
というのは、渋谷OLのCさん(20代後半)。社長室に配属されていることもあり、年配の人と接する機会も多そうです。
確かに、お中元やお歳暮シーズンの百貨店は、「早割特典」や、その店舗でしか手に入らない限定品を用意するなど、各店が特色を出しています。いわば力の見せどころ。オリジナルの包装紙は、商品をセレクトした百貨店の自信とプライドを示す重要なアイテムの一つともいえるでしょう。
ただし、Cさんからは、「同世代は百貨店より専門店とかのほうが喜ぶかな~」と気になる発言も飛び出しました。それを受けて、30代前半のDさんも、
「夫への誕生日プレゼントをある百貨店で買ったけど、家でラッピングをし直そうかと思いました。紙袋を持って街を歩くのも少し恥ずかしかったぐらい...。『いいもの』というイメージは確かにあるけど、『一つ前の世代』という印象がどうしても拭えないんですよね」。
格調高い百貨店の包装紙、20、30代OLにはまぶしすぎる? 複雑な思いがある様子です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。