ユーストリームの番組で鼎談する宮台氏ら
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)はウェブマガジン「をちこち Magazine」の収録として、宮台真司、五十嵐太郎、津田大介の3氏をゲストに「3.11後の若者の行動から社会・文化を考える」をテーマにした公開鼎談(ていだん)を2011年5月26日に行った。
時代の大きな転換点となった3月11日の東日本大震災。この大災害を目の当たりにし、日本の人々はどのような対応をしてきたのか――。今回は特に「若者」、そしてアーティスト、IT、デザイン、メディア関係者といった「クリエイティブな人々」のアクションを切り口として、震災が日本社会や海外との関係に与えるさまざまな影響と背景を探ることを目的にした。
当日は、被災地・仙台市出身の宮台真司氏、震災を実際に経験した建築批評家・五十嵐太郎氏、そしてメディアと若者について高い知見のあるメディアジャーナリストの津田大介氏が登場。各氏はそれぞれの視点から、若者たちの動きが将来の日本にどのような変化をもたらすか、について被災地の生の声を取り入れながら語り、話し合った。
当日の内容は同誌6月号に掲載されるほか、ユーストリームでアーカイブを見ることができる(6月6日まで)。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。