5月17日からは、「石渡商店ふかひれファンド」の募集を開始しました。ミュージックセキュリティーズが主催する「セキュリテ被災地応援ファンド」という、寄付と投資が同居するユニークなファンドに登録したのです。被災地の企業8社が参加しています。
出資金は、元本保証のない出資金5000円と出資取扱手数料500円、返済義務のない応援金5000円の1口10500円です。石渡商店は、10000口数、1億円の出資を募集しています。集まった資金は、冷凍倉庫、圧力容器、ボイラーといった設備購入と、工場建設費の一部に使われます。
出資した人には特典が用意されています。復興した暁には、初めて生産した「特製ふかひれスープ」を口数に応じてプレゼント。また、新工場見学会に招待、社長自ら作る「ふかひれの姿煮」がふるまわれます。ただし、交通費、宿泊費、見学会以外の食費などは参加者負担です。
ファンド説明会で、専務の石渡久師さんは、
「一生をかけてふかひれ文化を伝承したい。今は煮えたぎるような気持ちでいます。絶対に気仙沼を元に戻したい」
と、復興への強い意欲を語っていました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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