2011/5/28

慶應大、「学問のすゝめ奨学金」創設 12年度から地方出身者支援

慶應義塾大学は2011年5月26日、新たに「学問のすゝめ奨学金」を創設し、2012年度から実施することを明らかにしました。

若者に未来を
若者に未来を

慶應の創始者、福沢諭吉の著作『学問のすゝめ』からネーミングされた制度。奨学生は、年間60万円(医学部は90万円、薬学部薬学科は80万円)が支給され、2年目以降も継続需給が可能です。

対象となるのは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県以外の高校出身者で、親元を離れて自宅外から通学する予定の受験生。学業成績、家族の年収、推薦内容などを踏まえて候補者を決定します。

学問のすゝめ奨学金は、入学試験前に申請して候補者として認められれば、合格後に需給ができる仕組み。特定の地域に偏らないよう、地域をブロックに分け給付人数を設定しているのが特徴的です。ブロックと採用予定者数は、北海道・東北ブロック12人、北関東・甲信越ブロック12人、北陸・東海ブロック21人、近畿ブロック19人、中国・四国ブロック28人、九州・沖縄ブロック15人の合計107人。

申請は2011年10月3日から31日まで受け付けます。消印有効。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

人気キーワードHOT

特集SPECIAL