2011/4/14

試飲も楽しめます 春のワインフェア2011

大丸東京店では、2011年4月20日から26日まで「第79回 世界の酒とチーズフェスティバル」が開催されます。

今年で35年目を迎える、国内で最も歴史のあるワインフェア。開始当時は日本でテーブルワインが普及し始めてから10年足らずという時代で、輸入業者が少なかったため、百貨店のバイヤーがフランスまで買い付けに出かけていたそうです。初めての買い付けには1000万円を腹巻にしのばせていったというエピソードも...。

試飲しながらワインの勉強もできそう
試飲しながらワインの勉強もできそう

大丸東京では、JSA認定シニアワインアドバイザー、SS認定利き酒師などの資格を持つ、「酒」を極めた西野京子さんら名物バイヤーが、名物催事の人気を支えています。

期間中は200種類のワインが試飲可能。販売員全員が専門家なので、ワイン上級者から初心者まで自分の好みに合ったワインを相談しながら選べるのも特色です。

ワインのベストパートナーであるチーズ、オリーブやドライフルーツなどのコーナーもあります。


初心者向け、抽選会... 楽しみ方さまざま

この春は、ほかの百貨店やショッピングモールでもワインフェアが行われています。

京王新宿店は、3月31日から4月13日まで「春のワインフェア」を開催。高価なボルドーワインの販売だけでなく、ハーフサイズワインやスイートワインを特集し、初心者や少しだけ飲むという女性でも楽しめる企画でした。

六本木ヒルズでは4月15日から24日まで「SPRING WINE FESTIVAL in六本木ヒルズ」が催されます。こちらはワインの輸入を行うピーロート・ジャパンが主催。世界各国からの直輸入ワイン約50種類の無料テイスティングや、グラスなどが当たる抽選会など、お楽しみ企画で来場者を魅了します。

実はボジョレ・ヌーボーの輸入量では世界一という「ワイン輸入大国」の日本。最近は海外のワインだけでなく、2010年にサントリーワインインターナショナルが「世界に通用するワイン」をテーマに「ジャパンプレミアム」を発売し高い評価を得るなど、ワイン生産国としても注目を集めています。

また、メルシャンが09年からペットボトル入りのワインを販売、大手スーパーの西友では300円を切るワインを販売するなど、贅沢品のイメージが強かったワインが身近な存在になりつつあるのも事実です。

ワインが積み重ねてきたさまざまな歴史に思いをはせながらグラスを傾けるのも一興でしょう。

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* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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