京王電鉄は痴漢対策として、私鉄では全国で初めて車内に防犯カメラを導入すると発表しました。2011年2月28日から1編成でスタートし、3月下旬から2編成で実施します。
他線にも普及する? ※画像はイメージ
10両編成の6号車に4台ずつ設置して画像を常に記録できるようにし、乗客にはカメラ作動を知らせるステッカーを車内に張るとのこと。
同社は「女性客に安心して乗車してもらうための策で、撮影画像は警察から協力を求められた場合以外は使わない」としています。
JR埼京線では、2009年12月に車内防犯カメラを導入して以来、痴漢の摘発件数が136件(同年)から100件(2010年)に減少したそうです。今後他の路線でも防犯カメラの設置が広がることが期待されます。