2024年9月7日から11月10日まで、北海道文学館(札幌市中央区中島公園1番4号)にて企画展「氷室冴子の世界 ふくれっつらのヒロインたち」が開催されています。
「なんて素敵ジャパネスク」などコバルト文庫の代表作家
岩見沢市出身の小説家・氷室冴子。大学在学中にデビューし、1980年代から90年代にかけて集英社の少女向け小説レーベル「コバルト文庫」の代表作家として活躍しました。平安時代を舞台にした「なんて素敵にジャパネスク」、スタジオジブリでアニメ化された「海がきこえる」、古代日本をテーマにしたファンタジー「銀の海 金の大地」など数々の人気作を生み出し、ティーンの女の子たちの心をつかんできました。氷室作品に登場する、自分の感情に素直に生きる「ふくれっつら」のヒロインたちは、時代を超えて生き生きとした魅力を放っています。多くの読者に愛され続ける氷室冴子作品の世界を、自筆原稿やコミカライズの原画、愛用の道具など、多彩な資料とともに紹介する展覧会です。
料金は700円。開館時間は9時30分から17時までです。月曜休館(祝日の場合は火曜)。
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