2024/9/23

クレジットカードの不正利用は"あるもの"と割り切るべき? 早期発見のコツを専門家に聞いた。

他にもやった方が良い事

また、最近はクレカの利用制限を設定できるカードもあります。オンライン利用を制限する、海外利用を制限するなどです。

子どもが両親のクレカで課金したなども増えていますが、オンライン利用を制限しておけば防げる可能性もあります。

利用通知サービスも設定しましょう。こちらも設定できるクレカが増えており、利用した直後に、利用日時・店名(わかる範囲で)・金額などが通知されます。メールでの通知やアプリでの通知があります。

利用していないのに通知が来た場合は、不正利用された可能性がありますので、カード会社に問い合わせましょう。

通常、不正利用を申告した日から遡って60日(90日のカードもあり)前までの利用については補償されます。不正利用に早く気がつけば、その代金を支払う必要はなくなります。筆者も、これまで不正利用された金額は、全て支払いが免除されています。

ただし、不正利用の通知サービスが増えている事を利用したフィッシング詐欺も増えているので注意しましょう。

「○時△分に□で☆円利用しました」と言うメールが届き、「身に覚えのない場合はこちらから連絡してください」とのリンクがあります。「使っていない」と思ってリンクをクリックすると、カード番号などを入力する画面が表示される仕組みです。

実際には不正利用の被害にあっていないにもかかわらず、自らカード情報を入力してしまうパターンです。

このフィッシング詐欺を見破る方法として最近各カード会社が導入し始めているのが、メール送信にカード会社のロゴを入れる(BIMI)仕組みです。

GmailやYahoo!メール、Appleメールなど、BIMIに対応しているメールクライアントを利用している場合、カード会社などから送られた本物のメールにはロゴ表示されます。ロゴがない場合はフィッシングの可能性を疑いましょう。

不正利用対策は非常に難しいため、使っていないカードは解約する事。リスクを少しでも減らすにはカードの枚数を減らすのが効果的です。

※一部画像はJCB公式サイトより。

菊地崇仁

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。

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