2024/3/13

話す前には、まず「立ち止まる」が正解。コミュ力不足に悩む人へのヒント教えます。

『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉 著(ダイヤモンド社)

つい余計なひとことを言ってしまう、「結局、何が言いたいの?」とイラッとされやすい、借り物の言葉ばかりを並べてしまう......。職場でもプライベートでも、ちゃんと考えているつもりなのに「話し方」のせいなのか、コミュニケーションがうまくいかず、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

だれもが思考の質を高めて「知性」と「信頼」を同時に獲得できる法則をまとめた、注目のコミュニケーション本があります。55万部を突破した『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)です。コミュニケーションへの苦手意識をなくしたい、知的なふるまいができるようになりたい......という人、必見の1冊です。

「話す前にちゃんと考える」が不可欠

著者は、コンサルタント歴22年で3000社1万人と対峙してきた安達裕哉さん。これまでに得た知見を、だれでも、どの業種でも、どの時代でも通用する形にまとめています。

安達さんが22年のコンサルタント人生でたどり着いた結論は、「結果は、話す前に決まっている」ということ。プレゼン、商談、上司への報告、プロポーズ......。なんであれ、相手から信頼されるには「話す前にちゃんと考える」ことが欠かせなかった、と言います。

本書には、話す前に意識するだけで「知性」と「信頼」を同時に獲得できる「7つの黄金法則」「5つの思考法」が書かれています。「なんとなく」考えている人から「ちゃんと」考えている人になるには、どうしたらいいのでしょうか。本書より一部抜粋してご紹介します(第1回/全3回)。

結局、センス? 才能? 生まれ持った頭のよさ? いえ。必要なのは、話す前に立ち止まる勇気だ。

「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則 話すたびに頭がよくなるシート

深く考えるための5つの道具

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]頭が悪くなる瞬間、頭がよくなる時間
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