大手回転寿司チェーン「くら寿司」は、2023年12月1日から、店内で無料提供されていた「特製ガリ」を有料に変更。その代わりに、大根を使った「大根ガリ」が無料で提供されるようになりました。
SNS上でも、
「マジでくら寿司のガリが大根ガリになっちょる」
「くら寿司で、大根ガリだって...」
「ガリが大根ガリになったんだ!」
と反響が大きい変更です。
なぜこのような切り替えを行ったのか、東京バーゲンマニア編集部は12月8日、くら寿司の広報担当者に話を聞いてみました。
実はずっと大根はそこにあった...
特製ガリ
実は担当者によると、ガリの味を追求する中で、8年前から通常のガリに大根を加えて提供していたんだそう。
食感や辛さなどをマイルドにするためにしょうがのガリに混ぜ込まれていたという大根。
近年のしょうがの価格高騰もあり、大根だけでも美味しくできないかと並行して考えていた中で、大根だけでも美味しいガリが開発できたとして、今回の切り替えに至ったといいます。
左が大根ガリ、右が特製ガリ
ガリの材料として大根を選んだ理由は、その"食感"の良さ。コリコリとした独特の歯ごたえです。また、しょうがに比べて辛すぎないのも理由の一つとしています。
大根ガリ
「一度食べていただければ、なるほどと思っていただける味」と担当者も自信をのぞかせます。
今回の切り替えに際しての反響については、通常のガリが有料化したことで「残念だ」「物足りない」などの声はある一方、新しい大根ガリについて「美味しい」「今まで辛くて食べられなかった子どもでも食べられるようになった」との声も届いているとのこと。
今後は、無料の大根ガリと有料のガリ(115円~132円)を提供し、"選択できるガリ"として、くら寿司の新たな強みに変えていくそうです。
くら寿司こだわりのガリ、ぜひ食べ比べしてみては?
(東京バーゲンマニア編集部 ルイス瑛茉)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。