東京ディズニーリゾートの"定番土産"「チョコレートクランチ」。
チョコレートクランチは常時数種類が販売されていますが、実はそれぞれ"製造業者が違う"のを知っていますか?
ひょんなことからそのことに気付いた記者は、東京ディズニーシーを訪れた際に販売中の「チョコレートクランチ」を5つ購入して味の違いなどを確かめてみました。
よく見たら形も色も違う...
購入したのは、2023年12月1日現在販売中の5種類。
意識して探してみると、チョコレートクランチは大きく2種類あることが分かりました。定番の形とも言える丸い形と、キュービック型のタイプです。
まずは、透明な袋に入ったオーソドックスな形のチョコレートクランチから比較していきます。
購入したのは3種類。
まずは、左のドナルドダックが描かれた缶から。「チョコレートクランチ(ミルク)」で製造元はユーハイム。
16個入りで価格は800円です。
つづいて、ドナルドダックが描かれた紙パックのチョコレートクランチ。こちらは豊上東山観光が製造しています。
同じパッケージにもかかわらず、缶と紙では製造元が異なるようです。16個入りで価格は800円。
中のクランチ部分には、ワッフルコーンを使用しています。
いちばん右のミッキーマウスとミニーマウスが描かれた缶は、若尾製菓が製造しています。こちらは2種類が各12個入っていて価格は1200円。
こちらのチョコレートクランチには、コーンフレークが使われています。
食べる前にそれぞれの重さを量っていきます。
5つずつ計測した平均の結果は、
ユーハイム 10.8g
豊上東山観光 11.4g
若尾製菓 10g
絶妙に重さにも違いがみられました。
左から、ユーハイム、豊上東山観光、若尾製菓
並べてみると色や形の違いが分かります。ユーハイムは楕円形でその他は円形。色味も少しずつ異なります。
早速食べていきます。
まずはユーハイムから。コーテイングにも充分な量のチョコレートが使われていてしっかりとした噛み応えがあり、チョコの重さがしっかり伝わる味わいです。
少しビターな味わいでチョコを強く感じました。
つづいて豊上東山観光のチョコレートクランチを食べていきます。
ワッフルコーンを使用しているだけあって、ザクザクとした口触りが後を引く美味しさです。
チョコレートは、先ほどのユーハイムよりもミルキーでまろやかな優しい甘さを感じました。
若尾製菓のチョコレートクランチはコーンフレークの印象が強く、いちばん軽さがありサクッサクッと食べ進められます。
コーンフレークの粗さも控えめで口に入れたときの口触りが心地よいです。
食べ比べてみるとあまりの違いに驚きました。
製造元を意識してみると面白い新たな発見があるかもしれません。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。