同じ監修の「麻婆豆腐」食べ比べてみたら
「麻婆豆腐」や「担々麵」など共通の料理を扱ってはいるものの、製造はそれぞれ別で行っているため、別商品での展開になっているそう。
「味のすり合わせは行っており、とくに調味料は両者合わせて、同じような味が再現できるようにしています」(SEJ取締役執行役員商品本部長兼物流管理本部長兼QC室管掌、青山誠一さん)
麻婆豆腐については、同じメニュー、同じ監修、同じ調理法を両者で共有しながら作り、セブンは「麻婆チャーハン」、ヨーカドーは「麻婆豆腐」単品で提供しています。
味に違いはあるのか気になりますね。今回一足先に両者を食べ比べてみました。
イトーヨーカドー「赤坂四川飯店監修 麻婆豆腐」は、赤坂四川飯店の名物「陳マーボドーフ」を目指し、四川郫県豆板醬と指定の辣油・花椒油などを使用した本格的な辛さと香りの麻婆豆腐です。
別添の花椒をかけるとよりしびれる辛さが楽しめます。ピリッと後引く辛さがありますが、これがクセになり、食欲が掻き立てられる味わいです。
2月15日より、首都圏、山梨、長野、静岡で販売。価格は429円です。
セブンの「赤坂四川飯店監修 麻婆チャーハン」は、麻婆豆腐とチャーハンを一度に楽しめるボリューム満点の1品。麻婆豆腐は、豆腐や挽肉を豆板醤、唐辛子、ラー油と炒め、最後に花椒を加えています。こちらは花椒は別添えされていません。
食べてみると、こちらも本格的な辛さと香りが口いっぱいに広がります。上品な味わいのチャーハンとも相性ばっちりで、どんどん食べ進めてしまうおいしさです。
フェア開始前日の2月14日より、全国で順次発売。価格は648円。
食べ比べてみましたが、豆腐の食感、後味の辛さ、奥深い調味料の香り等々、個人的には違いが全く分からないほど、どちらも同じ味のように感じました。
若干ヨーカドーのほうが水分が多く、セブンのほうがとろみがあったような気はしますが、ほとんど同じ。どちらも本格的で、クオリティ高い味わいに驚きました。
これがスーパーやコンビニで入手できるのは嬉しいですね。
(東京バーゲンマニア編集部 みやま胡桃)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。