外食費を節約するには「家飲み」が一番！　新型コロナウイルスの感染拡大と値上げの影響で、"家飲み派"に変わった方も多いはずです。

家飲みは出費を減らせますが、面倒なのはおつまみの用意ですよね。手軽に作れるメニューがあれば最高です。

そこで今回は、業ス―マニアの筆者が、業務スーパーで買える"うまい・安い・手間いらず"の「冷凍おつまみ惣菜」を紹介します！

むっちり肉厚で満足感あり

・ミックスいか唐揚げ（500g入り）/375円

居酒屋でもよく見かける「いかの唐揚げ」。噛むほどに溢れるイカの旨みとさっくりした衣は、ビールのおともに最高です。

一方で手作りするとなると厄介なメニューではあります。油はねが激しく、イカの下処理も面倒です。

そんな家飲みのハードルが高いメニューも「ミックスいか唐揚げ」なら失敗＆手間いらず！　すでに衣が付いているので、油で揚げるだけで完成します。

170℃の油で6個あたり約2分揚げればOK。イカはもちろん下処理済みなので、油はねも少なく、イカの暴発もありませんでした。

2cmくらいの油で揚げ焼きしても、こんがりカリッと出来上がりました。

揚げたてのイカ唐揚げは、衣がザクザク！　揚げ調理をするとサイズがひとまわり小さくなりましたが、イカはむっちり肉厚で満足感があります。

食感は固すぎることもなく、6歳の子どもでも噛みきれるやわらかさ。イカはたんぱくな味わいですが、がっつり醤油が効いた衣がお酒もごはんもすすむ味わいです。

「ミックスいか唐揚げ」は、胴・エンペラ・ゲソの3部位が入っていて、それぞれ味や食感が違うのも良いところ。とくにゲソはいかの旨みが強く、噛むほどにいかの味わいが広がって、おつまみに最適でした！

・五目春巻（1kg・20本入り）/494円

春巻は、具を作ってから巻いて揚げて......と、工程が多く結構手間がかかりますよね。

そんな春巻も、揚げるだけで用意できる冷食は便利です。

こちらの「五目春巻」は、たっぷり1kg入りのボリュームパック。数にして20本の春巻が入っており、価格は税込494円とかなりお手頃です。

春巻の皮は10枚入りで200円ほどするものもありますから、手作りするより安いのかもしれません。

ちなみに春巻きの大きさは、Nintendo switchのジョイコンとほぼ同じサイズでした。

お財布に優しい価格ですが、製造元は大手「ニッスイ（日本水産）」。国内産にこだわりたい方も、これはうれしい発見です。

五目春巻は凍ったまま調理できます。約170℃の熱した油で、5分半～6分ほど揚げていきます。

春巻の皮が薄めだからか、たっぷりの油を使わずに、2cmくらいの油で揚げ焼きでもカリッカリに揚げあがりました。具がパンパンに詰まっています。

キャベツ・にんじん・たけのこ・れんこん・しいたけ・鶏肉・春雨と7種類の食材を使っていて、かなり贅沢！　さすが、五目春巻というだけあります。筆者が普段手作りする春巻よりも、具だくさんです（笑)。

具のシャキシャキ感はちょっと乏しく、食感にはやや欠けますが、XO醤をベースとしたやさしい味わいで食べやすいです。それほど濃くないので、アクセントにからしをつけてもいいでしょう。

・塩味枝豆（500g）/192円

王道のおつまみ、枝豆は欠かせません！　他スーパーやコンビニでも冷凍の枝豆は売ってますが、業務スーパーの「塩味枝豆」はコスパが段違い。

500gたっぷり入っていて税込192円と、驚愕のコスパです。他社の冷凍枝豆は、400g入で200円くらい。この商品がいかにお得かがわかりますね。

食べるときは、流水解凍またはレンチンでも大丈夫です。賞味期限も約1年と長く、冷凍庫にストックしておけば好きなときにすぐ食べられます。

枝豆のサイズにはバラつきがありますが、豆の大きさは申し分なく、身もふっくら。冷凍野菜にありがちな水っぽさもなく、枝豆の素朴な甘みがおいしいです！

安いからと言って、とくに味がおちたり食感が悪いということはなく、おつまみとしてのクオリティは高いですよ。

ただ、塩味は控えめなので、お好みで追い塩をするとよいかも。

3品買っても1000円ちょっと！

今回紹介した、業務スーパーの冷凍おつまみ惣菜は、3品ぜ～んぶ買っても合計1061円です。

総重量は2kg。一度に食べきれない量がこれだけ安く買えるなら、家飲み代もさらに節約でそうです。

立ち寄った際はぜひチェックしてみてください。

（筆者プロフィール）
三木　ちな
趣味は貯金、特技は節約のママライターです。業務スーパーは子どものころから通い続け、気づけば歴20年。時間があれば、人気ショップや飲食店のお得情報や裏ワザを探しています。
クリンネスト1級/節約生活スペシャリスト/整理収納アドバイザー2級

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。