繰り返し使える「マイストロー」ってどうなの?100均で買える3商品比べてみた。
ここ数年、プラスチックごみの削減を目的に、「紙製ストロー」を導入する企業が増えてきました。
プラごみ削減に貢献できる一方で、実際に使った人からは「口当たりがちょっと...」「ふにゃっとなって飲めなくなった」「口に加えると貼り付くのも苦手」といった声も見られます。
そんな時は、洗って繰り返し使える「マイストロー」を試してみるのもいいかもしれません。
最近は、100円ショップ「ダイソー」でもマイストローが数種類展開されています。タイプの異なる3商品の使いやすさや飲みやすさなどを比べてみました。
ケース付きは持ち運びにも便利
今回購入したのは、この3つです。
(1)右:アルミストロー(ブラシ付)(110円)
(2)中央:シリコーンストロー(ホワイト、ケース付)(110円)
(3)左:ステンレスストロー(伸縮式、ブラシ・ケース付)(330円)
いずれも食器洗い機、レンジ、オーブンでの使用はできません。
それぞれの特徴を見ていきます。
(1)アルミストロー(ブラシ付)
アルミニウムでできたストローと、洗いやすいブラシがセットになった商品です。ストローの長さは215㎜、直径は6㎜。背の高いコップでも使いやすいサイズ感です。
アルミでできているため、通常のストローより冷たく感じられます。マドラーとして使うこともできます。
専用ブラシがついているため、中までしっかりと洗えるのが大きな特徴です。ストローに入れてみると、スポッと入りました。
ブラシは上の部分に輪っかがあるので、キッチン等に吊るして保管することもできます。
このストローを使ってお茶を飲んでみると、ひんやりとした口当たりで、ドリンクの冷たさをより感じます。使い慣れたプラスチックのストローとは口当たりが違いますが、慣れれば問題ないと思います。
シンプルで使いやすく、自宅で飲む際に使うのには十分です。
ただし、ケースがついていないため、持ち運びの際には、サイズ感の合うケースを見つける必要があります。ここは惜しいポイントですね。
(2)シリコーンストロー(ホワイト、ケース付)
シリコーンゴムでできた白色のストローと、白のケースがセットになった商品です。ストローの長さは185㎜、内径は5㎜です。
ストローはふにゃふにゃとしているため、折り畳むとコンパクトにまとまります。収納ケースに入れてみます。記者は4回ほど折り畳んで入れてみました。
ケースは小さめで、ちょうどワイヤレスイヤホンのケースのような見た目です。
コンパクトになるのはいい反面、手を使って折り畳まないといけないので、人によっては衛生面が気になるかもしれません。
このケースですが、記者が購入した商品はフタが硬く、開けるのに悪戦苦闘。パッケージの記載通りに実践しても、なかなか開きませんでした。商品によってバラツキがある可能性もあります。
吸い心地に関しては問題はありません。ゴム臭さも個人的には感じませんでした。110円であれば満足できるのではないでしょうか。
ただふにゃっとしているため、氷がたくさん入っているドリンクやかき混ぜながら飲むドリンクには、あまり向かない商品といえます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。