1万円超えも!シャトレーゼ注目の「Xmasケーキ」3品を実食レビュー
今年のクリスマスは"週末"ということもあり、クリスマスケーキを用意してお家でゆっくりと贅沢な1日を過ごすのもいいですよね。
菓子メーカー「シャトレーゼ」は2022年10月から、クリスマスケーキの予約を開始しています。今年は「お家でたのしむ、笑顔ひろがるシャトレーゼのプレミアムクリスマス」をテーマに、全41種類のクリスマスケーキが展開されます。
記者は、2022年11月2日、都内で行われた「クリスマスケーキコレクション2022」の試食会に参加。数ある中で「特におすすめ」という3品を試食してきたので、それぞれレビューします。
Xmasケーキの和素材は初!
ひとつ目は、今年初めての試みとなる"和素材"を使ったクリスマスケーキ「Xmas 和三盆とほうじ茶のデコレーション」です。
沖縄県産の「和三盆糖」を使ったクリームと、和三盆と国産米粉を使ったスポンジを合わせた商品です。スポンジにはラム酒入りのシロップを染み込ませています。
生地の間には、北海道産小豆の甘納豆が入った加賀坊ほうじ茶クリームをたっぷりサンド。トップにはチョコなどを飾り、日本庭園をイメージしたデザインに仕上げています。
サイズは11㎝で価格は2700円。ホールケーキではありますが、比較的小ぶりなサイズ感で、豪華な食事の後でも食べやすい大きさになっています。少人数でシェアして食べるのにもぴったりです。
食べてみると、口にいれた瞬間、加賀坊ほうじ茶の香ばしい香りがふわっと広がりました。生地はふんわり、なめらかな舌ざわりの和三盆クリームはすっきりとした上品な甘さで、クリームがたっぷりでも重くはありません。そこにふっくらと柔らかい小豆甘納豆の風味や食感がいいアクセントになっていました。
なぜ今回、和を取り入れたクリスマスケーキを今回発売することになったのかですが、
「シャトレーゼの中でも和菓子が伸びている部分があるので、和菓子を使ったケーキも需要があるのではないかと思い企画しました」(企画担当者)
とのこと。老若男女問わず楽しめそうです。
2つ目は、艶やかなレッドカラーが目を惹く「Xmas プレミアム・ルージュ」です。14㎝サイズで価格は4860円。
カットすると、内側は層状になっており、美しい断面が楽しめるのも魅力です。
土台は、アーモンド風味のしっとりとしたダコワーズ生地に、サクサク食感の薄焼きクッキー生地のチョコがけを敷き詰めています。
その上にはフランス産クリームチーズを使用した口溶けの良いレアチーズクリーム、3種のベリー(イチゴ・ラズベリー・カシス)を使用したゼリー、スポンジなどが層状になっています。
それを赤のグラサージュで包み、大きなイチゴやベルローズ、金粉をあしらうことで、ゴージャス感のある一品に仕上げています。
食べてみると、ゼリーのプルンとした食感、クッキー生地のサクサク食感、スポンジのふんわり感など、ひと口食べただけでもさまざまな食感が楽しめました。
甘みのあるケーキですが、ベリーゼリーやくちどけが良いレアチーズクリームの程よい酸味や爽やかさが加わることで、甘ったるくない味に仕上がっています。
「お客さんに感動を味わってもらいたいと思い、色味の構成だったり、グラサージュの部分など、開発の担当者と何回もやり取りをし、見た目も楽しめるような商品に仕上げました」(商品企画担当者)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。